天香山命と久比岐のあれやこれや

素人が高志の昔を探ってみる ~神代から古墳時代まで~

沖津宮―日御碕 30度ライン

沖津島と日御碕神社は、ぴったり30度のライン。
言い換えると、
日御碕神社から見る冬至の太陽は沖津島に沈む。

このラインを北東へ延長すると、
惜しくも南へ1、2度ずれてしまうが、須須神社と度津神社がある。
言い換えると、
日御碕神社から見る夏至の太陽は須須神社や度津神社のあたりから昇る。

30度ラインマップ

ネット検索したけれど、このラインの情報は見当たらない。
でもたぶん重要。

須須神社の立地は『半島の先端』という特異点なので、沖津宮―日御碕ラインに近いのは偶然かもしれない。

度津神社は、沖津宮―日御碕ラインを意識して建てた可能性はあるだろう。
だが、度津神社は美保神社とほとんど30度なので、此方のラインを意識して建てたのかもしれない。

だがしかし、フォッサマグナを挟んでいるので、千数百年のあいだに地盤がズレたのかもしれない。