天香山命と久比岐のあれやこれや

素人が高志の昔を探ってみる ~神代から古墳時代まで~

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

景行と成務と仲哀について仮説

景行[12]と仲哀[14]は九州へ赴き、熊襲を討伐している。うろ覚えなのだが、この頃の力関係は筑紫(北九州勢)のほうが上だった説を、何時だったか誰かに解説してもらった気がする。 景行は自身が筑紫入りするまえに使者を送って様子をみる。神夏磯媛は賢木に…

襲津彦についての仮説

襲津彦には葛城の他にも一人、景行[12]皇子の日向襲津彦がいる。母は日向髪長大田根。日向国の益安神社に祀られている。 宮巡 宮崎県神道青年会 益安神社(ますやすじんじゃ) 景行[12]紀 次妃日向髮長大田根 生日向襲津彥皇子 是阿牟君之始祖也 次妃の日向…

伊勢内宮についての仮説

当ブログでは『仮説』という語句を「妄想のなかで貫かれる理屈」と定義して、今後は、鵜呑みにしてはならない記事への注意喚起として表題に使用する。たとえば、この記事のような類いである。 何年前か覚えてないが、ネットのどこかで「伊勢神宮の内宮に死体…

四道将軍武渟川別の痕跡

千葉県市原市にある神門5・4・3号墳は、3世紀半ば築造の前方後円墳と目されている。市原市の辺りは上海上国造か菊麻国造と思われ、どちらも成務[13]朝の任命で天穂日後裔だ。 千葉県 神門5号墳 神門5号墳 概要 2021年9月転写 これら3基の古墳から出土した土…